ミイラの研究で判明、科学者も知らなかった18世紀の防腐処理法 オーストリア

(CNN) 人里離れたアルプス山脈の村の教会にある地下納骨堂に安置されていた、保存状態のすこぶる良い人間の遺体は、長らく様々な風説や臆測の的となってきた。

 地元の伝承によると当該のミイラは、感染症で亡くなった18世紀の聖職者と考えられている。
 死後数年後に墓から掘り起こされ、オーストリアのドナウ川北岸の村にある聖トーマス・アム・ブラーゼンシュタイン教会の地下納骨堂に移されたとみられる。

 皮膚や組織が無傷のまま奇跡的に保存されていた遺体は、当時から巡礼者たちを惹(ひ)きつけ、治癒の力があるのではないかと考えられていた。
 数世紀後にはミイラのX線調査でカプセル状の物体を発見したことから、聖職者がより悲惨な最期を遂げたのではないかとの見方が浮上した。
 つまり毒殺された可能性だ。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

CNN 2025.05.02 Fri posted at 18:00 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35232556.html