受容体など生理学的な条件が同じであれば、各人間で波長差に対する相対的な感覚は同じだろうという研究ですね。
それでは「赤はだれでも同じに見える」というクオリア問題とは別の話。
個人的には、個別の色に対する感覚以前に、「色」という概念そのものに対する感覚自体、万人に共通しているのか疑問に思うことがある。
突き詰めれば、「空間」や「時間」、「現実」「存在」といった根源的な概念に対しても。