狼や熊は夜行性で夜に襲ってくる、長いこと人類は眠れぬ夜を送ってきた
ある時、親からはぐれた狼の子供を山で拾った
群れ生きる狼は妙に従順で人間になついて、そして飼い始めた

夜中に狼の群れや熊などが現れると、なんと敏感な小狼は遠くからでも激しく吠えた
こうして狼を「見張り役の傭兵」として飼うことで、夜はぐっすり眠れるようになった
この習慣によって人類は進化していったのだ

そして家畜化した狼間の近親交配で突然変異は進み、多様な犬種が生まれたのである