薄い空気環境を錠剤化:低酸素の恩恵を再現する新薬を開発

 「標高4500メートルの山の空気」が、もし錠剤になって手軽に服用できるとしたらどうでしょうか。

 実際、アメリカ・カリフォルニア州のグラッドストーン研究所(Gladstone Institutes)をはじめとした研究チームは、そんな“山の空気”の恩恵を模倣する薬「HypoxyStat(ハイポキシスタット)」を開発し、重いミトコンドリア病のマウスの寿命を3倍以上も延ばし、深刻な脳の損傷さえも回復させることに成功しました。

 将来的にはミトコンドリア病のみならず、ほかの病気への応用も期待されています。

 研究内容の詳細は『Cell』にて公開されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.02.26 22:00:48
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/171858