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生のキャッサバには大なり小なり毒が含まれている
アルカロイド類の毒だ
加熱すると分解し、有毒なシアンガスが揮発するので無害になる

それでも密室で換気扇も無いような所で大量のキャッサバを茹でると
危険だという

キャッサバのゆで汁には僅かにアルカロイドの香りが残りピリッとした風味になる
十分に沸騰させると毒が十分に揮発して無害になる

アフリカから南米に強制移住させられた奴隷は現地でキャッサバを与えられたが
十分な加熱が必要な事を知らずに調理して食べて多くの死者を出した事もあった

ところで

>イスラエル発のスタートアップ『Finally Foods』は、AI駆動型の遺伝子工学を活用し、ジャガイモを生体工場として改変。
>従来、牛乳の主要タンパク質であるカゼインを、ジャガイモ内で生成することに成功しました。

このタンパク質を作る技術をナス科のジャカイモでなく
トウダイグサ科のキャッサバで実現出来たら素晴らしいが
実現は難しいだろうな
熱帯地域のタンパク質不足の貢献に繋がるが
欧米の食肉生産関連業者に敵視される
またナス科ならできるがトウダイグサ科だと出来ない、というのもあり得る
(ナデシコ科のカーネーションを遺伝子工学で青色にするのは簡単だったがバラ科のバラを青にするのは簡単ではなかったなどの事例もある)