小顔が良しとされる文化だし
硬いものを噛みしめなくても生きていける文明を手に入れたからな
歯の数は減ってしまう

人間だと頭が大きいのは鈍臭くて弱そうと言われるが
動物でその巨大な頭に鋭く長い硬い牙が生えているなら途端に最強になる
食肉目や、一部の霊長類でもその傾向がある

チンパンジーまではオスの犬歯はメスより遥かに大きくて同種間の争いでしばしば使われているが
ボノボはこれを使わない

チンパンジーではいう事を聞かない(群れの外に出て妊娠して出戻りするなど)メスは
子供を殺され食われてしまうだけでなく、オスに(死なない程度に)噛み付かれて酷いけがをする事もある
チンパンジーにしろゴリラにしろあるいはヒヒやマンドリルにしろ、オスの犬歯が大きい種類は
犬歯の断面が比較的薄くて中でも後部にエッジが出来るものが多く
噛んで引っ張ると長い裂傷すら負わせる事が出来る

ボノボはそんな凶悪なオスを嫌うメスが選んで行った個体群だったというべきか

ゴリラも温厚だが巨大な牙を持ち、群れの中のボス争いでは最後は噛み付き攻撃が出て
負けたオスは重傷を負う