6次元の“ねじれた光”を使って量子の特性を変換することに成功!

 6次元の光が真実を照らしました。

 中国の厦門大学(アモイ大学:XMU)の研究によって、量子世界の二つの不思議な性質が互いに“変換”できることが示されました。

 変換の対象となったのは量子力学において「測定によって結果が左右される(文脈性)」と「遠く離れた粒子同士が量子的にもつれ合う(非局在性)」という性質です。

 この2つはこれまでは全く別の現象と見なされてきましたが、新たな研究によって、実は同じ原理に基づき相互に変換可能であることがわかりました。

 この発見のインパクトを古典物理でたとえるならば、かつて電気と磁気が別々の現象だと考えられていたものが、電磁気学の発展により両者が実は1つの理論で説明できることがわかったのに匹敵するでしょう。

 こうした統一は、量子力学の理解を一段と深めるだけでなく、さまざまな量子技術を結びつける基盤にもなる可能性があります。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.01.31 17:00:20
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/169772