みんな大好き「多世界解釈」が危機を迎えている:理論的な大黒柱が崩壊

 皆さんは「もしもあのとき違う選択をしていたら、今ごろどうなっていただろう?」と考えたことはありませんか。

 人間は誰しも、日常生活の中で小さなターニングポイントをいくつも迎えます。

 たとえば、今この瞬間、この文章を読んでいる“あなた”とはほんの少しだけ違う行動や選択をしている“もうひとりのあなた”が、見えない別の世界に同時に存在している──そんな奇妙な話は、いかにもSF小説に出てきそうな設定です。

 しかし実は、この「並行世界(パラレルワールド)」の概念は、量子力学という現代物理学の基礎理論の解釈として、真剣に議論されてきた歴史があります。

 これがいわゆる「多世界解釈(MWI)」です。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2025.01.14 17:00:02
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/168764