コヨーテは「狩ると増える」衝撃の研究内容が発表

 矛盾ではないようです。

 アメリカのニューハンプシャー大学(UNH)で行われた研究により、人間による狩猟や集中的な駆除はコヨーテの個体数増加につながることが示されました。

 人間による狩猟は直接的に動物の数を減少させ、いくつかのケースでは絶滅させるに至っています。

 コヨーテの場合も西部開拓時代から人間の家畜を襲う害獣として認定されており、長い間狩猟の対象とされてきました。

 しかしコヨーテの個体数は過去100年間で劇的な増加をみせており、生息域の大幅な拡大が確認されています。

 さらに研究ではコヨーテの狩猟が許可されている地域ほど、コヨーテの増加が著しいことも発見されました。

 研究者たちは「この発見はコヨーテを直接狩猟しても個体数が減少せず、むしろ増加する可能性があることを示唆する」と結論しています。

 研究内容の詳細は2024年11月5日に『Ecography』にて公開されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.11.12
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/165658