アインシュタイン以前は、粒子のニュートン力学の方程式はガリレイ変換で不変。
電磁波のマクスウェル方程式はローレンツ変換で不変であることは知られていたが、
両者の変換不変性は数学的には両立しえないものだ。
ニュートン力学は当時既に確立したものとして天文学的精度でほとんど正しいと
信じられていたのでこのパラドックスを解決する必要が理論物理学としてはあったのだろう。
アンシュタインはニュートン力学の方を修正することを提案し、その帰結として
慣性系での光速度不変性が導かれることを指摘したのだと思った。