準結晶の中に、無限に大きくすることが可能なハミルトン閉路を構築――炭素回収/貯蔵技術への応用も

 英ブリストル大学の理論物理学者が率いる研究グループは、準結晶として知られる不規則構造の中に、無限に大きくできるハミルトン閉路を構築した。
 これは走査型トンネル顕微鏡(STM)の性能向上や、効率的な吸着材としての応用も期待できるものだ。
 研究成果は2024年7月10日付で『Physical Review X』に掲載された。

 準結晶の原子は、塩や石英などの結晶の原子とは異なる配列をしており、準結晶は6次元に存在する結晶のスライスとして数学的に記述できる。
 研究グループは、準結晶として知られるエキゾチック物質を特徴づける不規則構造において、無限に大きくできるハミルトン閉路を構築した。
 そのハミルトン閉路は、ある準結晶の表面上にあるすべての原子を一度だけ正確に通っている。
 その結果形成される経路は独特で複雑な迷路となり、「フラクタル」と呼ばれる数学的対象によって表される。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

fabcross 2024-8-21
https://engineer.fabcross.jp/archeive/240821_hamiltonian-cycle.html