Nature Medicineに掲載された研究のリーダーで、クリーブランド・クリニック・ラーナー研究所心臓血管診断・予防センター長のスタンレー・ヘイゼンは、発見された危険性について「リスクは控え目ではない」とCNNに話した。イエール大学医学部心臓病学教授ジョン・ファはMedical News Todayに、心血管系へのリスクが追加研究によって明らかになれば「心血管リスクの高い患者(糖尿病患者など)は、血小板の粘着性が特に高いことがあるので、十分な注意が必要です」と語った。エリスリトールを摂取する前には医者に相談するようファは推奨している。

代謝異常症は体の代謝が異常な化学反応の影響を受けたときに起こり、患者が健康でいるために必要な物質が多すぎたり、少なすぎたりする状態になる。糖尿病、肥満、ゴーシェ病、フェニルケトン尿症、ヘモクロマトーシスなどが代表例だ。代謝異常症の患者は、砂糖の代わりに人工甘味料を使うことで減量や血糖管理(糖尿病患者が血糖値を維持することで長期合併症の減少につながる)に役立つと医療専門家から言われることがよくある。

米国心臓協会さえも、米国人の添加糖摂取を減らすために、人工甘味料の使用を推奨している。しかしNature Medicineの研究は、人工甘味料が心血管代謝疾患リスクに与える長期的影響について「ほとんどわかっていない」ことを認めている。また、人工甘味料の使用は肥満、2型糖尿病、インスリン耐性、および心血管疾患と関連していることが指摘されている。

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エリスリトールを摂取したグループは、1杯飲んだ後の血中エリスリトール濃度が1000倍上昇していたのに対し、グルコース入り飲料を飲んだグループは血糖値のわずかな上昇にとどまった。しかし研究チームが目を見張ったのは血小板の反応だった。

「我々は血栓がどれだけ早く血管を詰まらせたり血流を止めたりするかを測定することで、凝固の促進を確認した。心臓発作や脳卒中のモデルのようだった」

「エリスリトールは血小板の超反応を引き起こす。わずか10%の刺激で90~100%の血栓形成が生じる」とヘイゼン氏は話している。