魚の脛骨の調査から脊椎動物の「背骨」の進化を探る ‐ 埼玉大など

 埼玉大学、国立遺伝学研究所(遺伝研)、宇都宮大学(宇大)の3者は、椎骨の個性をもたらす「Hox(ホックス)遺伝子」を壊したゼブラフィッシュやメダカを多種類作製し、どの位置の椎骨に異常が生じ、椎骨の個性を決めているかを調査。
 その結果、魚の2番目の椎骨は「胸椎」と考えられ、魚の最前部の椎骨のみが「頸椎」と類似した性質を持つ可能性を示したとし、哺乳類のほとんどは頸椎を7つもつのに対し、魚は1つしかもたないということは、脊椎動物は陸上に進出してから首を発達させたことが考えられると7月8日に共同で発表した。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

マイナビニュース 2024/07/09 18:18
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240709-2982383/

論文
Hox code responsible for the pattering of the anterior vertebrae in zebrafish
https://journals.biologists.com/dev/article-abstract/doi/10.1242/dev.202854/358935/Hox-code-responsible-for-the-pattering-of-the

※元記事見出しの「脛骨」は、記事内容から「頸椎」の誤りと考えられるのでスレタイは頸椎としました。