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ケナガマンモスの核ゲノムに関しては、2008年に2万年前のサンプルから約80%のデータが得られ、2015年には、4万4800年前のサンプルと、最後まで生き残っていた4300年前のサンプルとの2頭から、完全な高品質ゲノムの配列が決定されている。
その後、2019年に日本の研究チームによって、2万8000年前の「ユカ」というサンプルから取り出した核をマウスの卵母細胞に移植して部分的な核形成まで行ったが完全な活性化は出来なかった。2019年現在の技術では、マンモスのクローンを作ることが不可能であることを示す結果となった。