>>171
>3Dモデル見た?
>どのRCSのノズルもほぼ上向いてるんだよ
>回転の力にはなるけどかなり小さい

駆動系は、こんなデタラメな設計してるからな

https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/column/c2311_2.html
はい。推進系は燃料と酸化剤を適切な割合等で混ぜ合わせる必要があります。そのためには推進薬を一定の圧力で
タンクから押し出すのが望ましいのですが、SLIMは軽量化のため、そのための機器をとりつけられなかった。打ち上げ
から月着陸までタンクの圧力が時々刻々と変わる中で、エンジンやスラスタに送る推進薬の圧力を一定の範囲に保つ
よう、配管やバルブを設計するのが大変でした。そこで過去の常識にとらわれない方法を採用しました。

例えばロケットから探査機が分離した直後は、メインエンジンの圧力が高くなりすぎないようにメインエンジンと同時に、
姿勢制御に使うスラスタも使用する。推進薬の流れる量が多いほど抵抗が大きくなるので、スラスタをすべて噴射させ
ることで抵抗を増やしたんです。一方、月着陸が近くなるとメインエンジンの圧力を上げる必要がある。そこで本来はト
ラブルがあった際に使う冗長系のバルブを開き、流れる量を分散させ、抵抗を減らすことで圧力をあげました。このよ
うに、運用上の工夫を場面ごとに考案しました。

「メインエンジンの圧力が高くなりすぎないようにメインエンジンと同時に、姿勢制御に使うスラスタも使用する」ためには
ほぼ同じ向きにしなきゃいけなくって、スラスタとしてはほぼ機能しない、だから12も必要なんだろ

各スラスタに個別にバルブが必要なんだから、メインエンジンに調圧バルブ入れときゃスラスタの数減らせて軽くなるって

運用の工夫ってのは、まずまともな基本設計をやった後にやることなんだ