犬が尻尾を大きく振るのはリズムを愛する人間のせいかもしれない

 イヌを飼っている人に限らず、イヌたちが喜ぶと激しく尻尾を振ることは広く知られている事実です。

 飼い主が帰宅して家の扉を開けたとき、散歩に誘ったとき、おやつを与えようしたとき、彼らは尻尾を強く、そして激しく左右に振ってきます。

 では、このようにイヌが尻尾を激しくリズミカルに振って感情表現するようになったのはなぜなのでしょうか?

 イタリアのトリノ大学(University of Turin)に所属する生物学者シルビア・レオネッティ氏ら研究チームは、これまでに行われたイヌの尻尾振りに関する研究100件以上をまとめ、ある仮説を提出しました。

 それは、「人間がメトロノームのようなリズミカルな動きを愛するので、イヌは家畜化を通して、尻尾を振る傾向が強くなった」というものです。

 研究の詳細は、2024年1月17日付の学術誌『Biology Letters』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.01.21 Sunday
https://nazology.net/archives/143597