月面での人間の活動がその環境を汚染、月を覆う塵の雲が生じる怖れ

 月の環境形成に人類が主要な影響力をおよぼしているとする研究論文を、米カンザス大学の人類学者と地質学者のチームが発表した。
 汚染が広がる前に月の新たな地質年代を認定するべきだと、研究チームは考えている。

 1960年代末から1970年代初めにかけて実施された米航空宇宙局(NASA)の有人アポロ計画で、月面に置き去りにされた物(人の排泄物、旗、ゴルフボールなど)は、地球上で普及している「リーブ・ノー・トレース(Leave No Trace、跡を残さない)」の考え方が月には存在していない証拠だと、研究チームは見なしている。
 また、アポロ由来の名所は保護されるべきだとも、研究チームは考えている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

forbesjapan 2023.12.31
https://forbesjapan.com/articles/detail/68326