イヌの知力の違いはどこにある?「賢いイヌは人間と同じようにモノを特徴で認識する」

 何かを認識するとき人間は「それがどこにあるか」よりも「それがどんなものか」を重視する傾向にあります。

 形や色など、そのモノに属する性質を先に認識するのです。

 しかし多くのイヌは人間と異なり「それがどこにあるか」を先に認識します。

 例えば、あなたは毎週散歩の途中に公園の広場でいつも決まった位置に停まっているクレープのキッチンカーに立ち寄っているとしましょう。

 しかしある日いつものキッチンカーが停まっている場所にチキンケバブのキッチンカーが停まっていたとしたら、あなたはそこには近づかずに広場の入口から、クレープのキッチンカーの外観と一致する車がどこに止まっているか探すはずです。

 ところが、モノを場所で認識しているイヌは、いつもの場所に停まっている全く違う車に近づいていく可能性が高いのです。

 そんなイヌと人間の認識の違いは経験則としてよく知られていましたが、その認識の違いを明確に示す研究は行われていませんでした。

 そこで、ハンガリー、エトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE)の研究グループはイヌが「モノに属する性質」と「モノがある場所」のどちらでモノを認識しているか調査しました。

 その結果、多くのイヌは「モノがある場所」で認識していましたが、一部のイヌは人間と同様に「モノに属する性質」を重視した認識を行えることがわかったのです。

 この研究はWiley Online Libraryに2023年11月19日付けで掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2023.12.03
https://nazology.net/archives/139420