言語機能ができる前は、物事を記号化して抽象化
して記憶するのではなくて、みたまま、聞いたまま
を記憶しているのだが、いったん言語機能を
獲得すると記号化された形でのみ記憶に
アクセスするように記憶の仕組みが変わるので
それ以前の形式で記憶された情報には
直接、言語的な記号的な記述による
記憶としてはアクセスできないので
意識から消えた状態になっている。
しかし、脳神経が外界からの刺激に対処
する仕組みの基本は本能以外のものとしては
この幼児初期に獲得した記憶が神経網の
基本的な記憶回路として形成されているので、
絵を描く才能とか音楽の才能などの根底には
大きな影響を持っていると思われる。三つ子の
魂100までもというもので、その後を規定
するものになっている。