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関東大震災から100年…伊豆諸島で地震頻発「首都直下地震」に警戒!
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/120896
気象庁は10月9日午前、伊豆諸島と小笠原諸島、千葉県、四国や九州南部に津波注意報を発令。 ...

また、同エリアでは10月2日から4日連続でM(マグニチュード)6以上の地震が発生。5日には震源の深さ17キロ、M6.5の地震が発生し、津波注意報が発令された経緯がある。 ...

武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が言う。

「私は今回の津波の原因は、火山性地震だと考えている。鳥島は富士火山帯に属していますからね。ただ、地震史を振り返っても都心から約580キロも離れた鳥島近海の地震が、首都直下地震を誘発したとの例がないことから、箱根や富士山の噴火を懸念しているのです」

富士山噴火を誘発する危険も

島村氏が言う「富士火山帯」とは、本州中部を貫き富士山から伊豆諸島、小笠原諸島を経てマリアナ諸島北西部にまで至る巨大な火山密集地域。 ...

もっとも、その一方では関東直下地震の発生を危惧する声も高まっている。 ...

科学誌の記者が語る。

「津波の原因が不明な中で話題となっているのは、やはりこのエリアの地震活動の活発化です。地震学者の間でも4日連続でM6以上の地震が起きるのは、異例と言われている。5日に起きた地震は震源が17キロと比較的浅かったが、今後深い場所で起きることがあれば、関東にも影響を及ぼしかねないことになる」

同記者によれば、関東圏への地震を警戒する中で注目されているのは、東京の南約930キロ、小笠原諸島の父島の西約130キロの太平洋上に浮かぶ西之島だという。鳥島と同じ富士火山帯に属するこの島は、2013年の噴火以来、噴き出すマグマで陸地が拡大し続けているが、活発な火山活動が首都圏に被害をもたらす可能性が指摘されているからだ。

「西之島の噴火で危ぶまれているのは、海洋プレート内部で起こる震源の深さ60キロ以上の深発地震です。西之島の近海では太平洋プレートが陸側のフィリピン海プレートの下に沈み込んでおり、15年には震源の深さ682キロ、M8.1の巨大地震が発生。1000キロ近く離れた神奈川県や埼玉県にも、震度5前後の揺れをもたらした。これと似た地震が西之島の噴火活動で誘発されることが懸念されているのです」(同)