ワシントン=合田禄

2023/4/21 10:00

 米宇宙企業スペースXが開発中の史上最大のロケット「スーパーヘビー」と宇宙船「スターシップ」は20日に打ち上げられたが、約3分後に姿勢を崩し、機体を破壊させる信号によって空中で爆発した。

 ただ、創業者のイーロン・マスク氏は「今後、数カ月のうちにある次の試験飛行に向けて、多くのことを学んだ」とツイート。同社は「失敗」ととらえるよりむしろ、次の試験飛行に向けた前向きな姿勢を示した。

 テキサス州ボカチカの同社の開発拠点「スターベース」から打ち上がったスターシップは、本来なら約3分後にロケットと宇宙船が切り離される予定だった。しかし、機体は不規則に回転を始めた。

 スペースXの中継映像では「これは明らかに通常の状況ではないようだ」と解説。その直後の打ち上げから約4分後、大きな炎と煙を上げて爆発した。

 ただ、この状況についても「約束した通り、驚くような試験飛行だ」と言及。中継映像では、打ち上げを見守った社員たちが大歓声を上げる様子が映し出された。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASR4P312BR4PUHBI00F.html