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地上からロケットを打ち上げる場合大気による抵抗を受ける。
そのため、ロケットは大気圧が少ない高高度で打ち上げる程、空気抵抗が少なくなり
搭載燃料が少なくすることが可能になる。
この考えは正論ではあるものの実際に応用する技術者はほとんどいなかったが、
天才バート・ルータンがSpaceShip Oneでこの考えを実用化することに成功すると
同時に世界初の民間有人宇宙船の宇宙飛行に成功した。
ルータンはその後、SpaceShip Oneの商用化母体となるScaled Compositeを設立
して、SpaceShip Twoの開発に着手すると同時に、このアイディアを商用ロケット打ち上げ
にも応用しようと考えた。この考えに基づいて設立されたのがVirgin Orbitと
StratoLaunchの2社となるが、後者は創業者の逝去により頓挫。前者は破産となった。
ルータンの空中発射ロケットは構造的に母船よりも大きなロケットは無理なこともあり
大型化が困難であり、商業ロケット打ち上げには向かないという制約があった。
また、イーロンマスクが完全再利用可能型垂直打ち上げロケットを実用化して以降は、
空中発射による効率性の追求=コスト削減はあまり意味をなさなくなった。