◆アカンバロの恐竜土偶

1945年7月、メキシコの首都メキシコシティーから
北西に約200kmの場所にある、人口10万人ほどの小さな街、
アカンバロ郊外の牡牛山の麓で
3万点もの土偶が発掘された。
https://i.imgur.com/tnqPry1.jpg

発掘者は考古学マニアのドイツ人の実業家
ヴァルデマール・ユルスルート。

土偶の大きさは5センチから1メートルを超えるものまでバラバラ。
素材は主に粘土だが、中には花崗岩や翡翠を削ったものもあった。

これらの土偶がユニークなのは、
人間・猿・鳥・アルマジロなどのほか
ティラノサウルス・ステゴサウルス・プテラノドン・
プレシオサウルスなどの恐竜や
海棲爬虫類をかたどったものが多数含まれているという事だ。

しかも面白い事に、これらの恐竜群には
全身に体毛が生えているものがある。
発掘当時は恐竜に体毛が生えているという説など
カケラも存在しなかった時代だ。

恐竜と人間が同時代に存在しているわけがないので
アカデミズムは捏造だと断定しているが、
そもそも本当に捏造だったら、
もっとアカデミズムの唱える恐竜像に似せていただろう。