放射線の児童向け副読本 「汚染」「風評被害」減り「利用」が増加、原発事故の教訓伝えず

 文部科学省が全国の児童生徒に配る放射線副読本で、東京電力福島第1原発事故の実態を示す否定的な単語が減り、放射線への肯定的な表現が増えていることが分かった。
 事故からまもなく12年。分析した福島大の後藤忍教授(環境計画)は「公的な教材で賛否が分かれるテーマを扱っているのに、公平性を欠いている。事故の教訓を伝えず、原発回帰への布石にしているのでは」と警鐘を鳴らしている。

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日刊スポーツ [2023年2月28日11時1分]
https://www.nikkansports.com/general/news/202302280000225.html