京大、ホログラフィ原理において擬エントロピーからの時間軸創発を提唱

 京都大学(京大)は1月23日、時間が経過するにつれて空間が指数関数的に膨張する宇宙を表す、宇宙定数が正の場合のアインシュタイン方程式の代表的な解の「ドジッター宇宙」に対する「ホログラフィ原理」(dS/CFT)を考察した結果、3次元ドジッター宇宙における時間的な測地線の長さが、共形変換で不変となる量子物質理論の共形場理論における「擬エントロピー」という量の虚数部分に相当することを見出したと発表した。

 同成果は、京大 基礎物理学研究所の瀧祐介大学院生、同・土井一輝大学院生、同・ Jonathan Harper研究員、同・Ali Mollabashi研究員、同・高柳匡教授らの研究チームによるもの。
 詳細は、米国物理学会が刊行する機関学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

マイナビニュース 2023/01/24 20:09
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230124-2574165/