世界三大珍味の一つの高級食材「キャビア」は、チョウザメの卵だ。天然ものは深刻な絶滅の危機に直面しているため、中国やロシアなどを中心に養殖が行われているが、非常に手間がかかる上、不安定さを増す国際情勢で価格高騰が続いている。そんな中、近畿大チームは世界で初めて、キャビア目的の養殖を飛躍的に効率化できる幻の「超雌(ちょうめす)」というチョウザメの生産に成功。庶民的価格の日本産キャビアの登場につながりそうだ。

乱獲の影響で絶滅迫る
キャビアは、チョウザメの成熟した卵巣を取り出してほぐし、塩漬けにしたものだ。色合いから黒いダイヤモンドと呼ばれ、濃厚でふくよかな味わいが珍重されている。ロシア宮廷料理の定番であるだけでなく、世界中の華やかなパーティーに欠かせない存在だ。

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