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SFのコンタクトでは、こと座のベガから1936年のベルリンオリンピックのテレビ電波
が送り返されてきたのが発端でした。
ベガは地球から26光年離れているので、1962年にベガ星系の惑星に到達したよわい
電波を宇宙人が受信して、そのテレビ電波を地球へ送り返して、同時にエルビウムを
用いる瞬間宇超旅行装置の設計図を、1998年に地球人に教えてくれるという話しでした。

私は、セーガンにその本を貰った時、小説のヒロインのモデルになったアメリカ人の
女性科学者とも会いました。ジョディ・フォスターとは違う黒髪ですが、利発で
親切な女性です。
1936年のベルリンオリンピックの送信周波数は、40MHzでした。この周波数でも
地球の電離層を突破して遠い宇宙に届くことは可能です。
30〜300MHzがVHFなので、低い方のVHFです。ベガに届くためには、もう少し
周波数の高いUHFの電波の方が確実でしょう。
ずっと後になって、アメリカのコンスキーという学者が、地球のテレビ電波を26光年離れたベガ
で受信できるのかどうかを計算しています。
ベルリンオリンピックの放送よりも強い出力で、1970年に放送されたスタートレック
宇宙大作戦の放送電波が、ベガに届くのが1996年で、それを再送信してきて地球で
受信できるのは、2022年になります。(NHKのUHFの14chは1970年末・テレビ
神奈川のUHF42chは1972年放送開始)。
地球からのテレビ電波は減衰が激しくなるので、26光年のベガでは、直径14万qの
アンテナが必要になります。数年前に朽ちて崩壊したアレシボの電波望遠鏡は直径300b。
小説でも映画でも、ベガからの返信電波は、地球の電波望遠鏡で受信できる強さの電波
でした。技術文明を持つ宇宙人が、地球人にも受信できる電波の送受信装置を長期間に
渡って維持し続けるのは困難ではないかということになりました。
そして、UFOが、金属やタングステンカーバイドなどの物的証拠を残している
事例が複数あることを考慮すれば、そういう現象を無視して、SETIなどをしている
のは、ナンセンスではないかと議論になったことを覚えています。