カラスアゲハの仲間をアキリデスといい、ルリモンアゲハ、オオルリアゲハ、オビクジャクアゲハ、
アオネアゲハなどといった名前の付いた黒地に青緑の鱗粉や帯や紋がある種類が何種類もいる
同じ種類でも地域ごとに亜種や変種や型に細かく分かれている

フィリピンではルソン島やミンドロ島にルソンカラスアゲハという種類がいて、これは日本人が発見した
その後でワシントン条約付属書Ⅰに記載され、採集や標本の売買譲渡禁止となった

インド東部に、ジャコウアゲハ類への擬態を極めたオナシカラスアゲハという尾状突起も無く地味な種類がいて
これは採集例がこの数十年間ほぼゼロと言われたが、21世紀になってからインドの軍人が
生きていて水たまりで水を飲んでいる個体をビデオ撮影したものを投稿して、マニアの間で話題になった

まあ、オオルリアゲハがいるだけでこの仲間がどれだけ青くて綺麗なチョウか分かるというところか
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