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射場は、初段ロケットやブースタが落下する被害を防ぐため
極軌道の場合は南側が海洋(もしくは無人地帯)に面している場所。
静止軌道の場合は東側が海洋に面している場所が必要。
また、極軌道、静止軌道のどちらの場合でも赤道上(もしくは赤道に近い)
で打ち上げると地球の自転による遠心力効果が最大になり有利となる。
更に、静止軌道を赤道から打ち上げた場合、軌道までの到達距離が最短
にすることができるため、その分、燃料を節約(つまり総重量を軽減)することができる。
そのため、理想的な射場はできるだけ赤道に近くて東と南の両方が海洋となっている場所となる。
一般的に中緯度で打ち上げた場合と赤道で打ち上げた場合を比べると赤道で打ち上げると
燃料分の重量が5%程度軽減できると言われている。
この考えを現実化させたのがボーイングのベンチャー企業となるシーローンチとなる。
シーローンチは世界最大の洋上石油掘削基地を改造したものを赤道上まで牽引していって
そこからロシア製の小型ロケットを打ち上げるビジネスを開始したが、10年ほどで破産した。
同様な洋上打ち上げ基地は現在SpaceXがStarshipの打ち上げと着陸用に建造を進めている。