Q  処方された錠剤が大きくて飲めないよ。

  ヨミドック  錠剤やカプセル薬は、少し顎を引くと、のどから食道がまっすぐになり、飲みやすくなりますよ。上を向いたり、寝ながら飲んだりすると、気道に入る誤嚥(ごえん)の原因になります。高齢者は特に注意が必要です。

  Q  錠剤を割ったり、カプセルを開けて中身を飲んだりしてはダメかな。

  ヨ  原則、そのまま飲みましょう。口の中でかんでもいけません。成分が徐々に溶け出すよう設計された薬もあります。期待された効果が得られず、副作用のリスクが上がる場合があるんです。

 表面がコーティングされている薬は、特に砕かないほうがいいですよ。コーティングで、有効成分が狙った器官で溶けるようにしたり、薬の苦味を抑えたりしています。

  Q  粉薬はむせそうになることがあるよ。

  ヨ  市販の服薬補助ゼリーやオブラートの使用がおすすめです。服薬補助ゼリーは、スプーンに適量出して、上に薬を置き、さらにゼリーを乗せて薬を包み込むように使います。オブラートは薬を包んだ後に水に浸すと、とろみが出て飲みやすくなります。

  Q  食べ物や飲み物に、薬を混ぜるのはだめ?

  ヨ  食品と同時に飲むと、効果が変わったり、頭痛や嘔吐(おうと)、けいれんなどの副作用が出る薬もあります。

 例えば、コーヒーや緑茶と風邪薬、炭酸飲料と胃薬、牛乳やヨーグルトと抗菌剤、グレープフルーツジュースと降圧剤、アルコールと睡眠薬などは、一緒に飲まないよう注意してください。

  Q  水なしで飲んでもいいのかな。

  ヨ  コップ1杯程度(150〜200ミリ・リットル)の水か白湯(さゆ)で飲むのが基本です。水がないと溶けにくく、体内への吸収が遅れたり、食道などに引っかかって炎症が起きたりすることもあります。

 ただ、最近は「口腔(こうくう)内崩壊錠」という、唾液で溶けて、水なしで飲める錠剤も登場しています。

  Q  薬の飲み方で困ったときは、どうすればいい?

薬剤師や医師に相談しましょう。薬の形状が原因で飲みにくかったり、飲む時間や量が生活習慣に合わなかったりしたら、他の薬に変更できる場合があります。https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20220725-OYTET50028/