DNA変異が量子世界のトンネル効果で起きていると判明！

　あやふやな存在確率が変異を起こしていました。

　英国サリー大学（University of Surrey）で行われた研究によれば、DNAでは従来考えられていたよりも遥かに高い確率でトンネル効果が発生している可能性が高い、とのこと。

　量子力学の世界では電子や陽子など小さな粒子の存在確率はあやふやであり、粒子がある場所から別の場所に突然、移動に必要なエネルギーを無視して、トンネルを通ったかのように出現する現象が起こり得ます。

　研究結果が正しければ、生物進化の原動力として、量子効果が大きな影響を与えていることになるでしょう。

　しかしDNAはいったいどうして量子効果を利用できる性質を獲得したのでしょうか？

　研究内容の詳細は2022年5月5日に『Nature Communications Physics』にて公開されています。

（以下略、続きはソースでご確認ください）

ナゾロジー　2022.05.07
https://nazology.net/archives/108812