人間の脳は13歳から母親の声に対する反応が変わると判明:反抗期の脳科学

 13歳になると脳の配線自体が変わってしまうようです。

 米国スタンフォード大学(Stanford University)で行われた研究によれば、人間の脳は13歳前後になると母親の声よりも見知らぬ人の声のほうに、より魅力を感じるようになることが判明した、とのこと。

 幼い子供は見知らぬ人よりも母親の声に対してより「快楽の回路」(報酬系)が活性化する一方で、13歳以降になると逆になっていました。

 中学生くらいの子供が急に「親の言うことに注意を払わなくなる」という現象に多くの人々が悩まされていますが、どうやらその背景には脳の配線自体の変化があるようです。

 人間の脳も動物のような「一人立ち」のシステムが存在していたのでしょうか?

 研究内容の詳細は2022年4月28日に『Journal of Neuroscience』にて掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.04.29
https://nazology.net/archives/108531