根強い「医学部志向」がもたらすものは
編集委員 古沢由紀子

 日本の大学や企業の「研究力低下」の背景には、受験生と保護者の過度な「医学部志向」があるのではないか――。
 声高に語られることはないが、大学や高校関係者の間には、そんな見方がある。
 成績がよく、特に理系科目が得意であれば、「とりあえず」医学部を目指そうという流れが止まらないからだ。
 新型コロナウイルスの感染拡大で、医師という仕事の過酷さや責任の重さが明確になったが、大学入試での「医学部人気」は底堅い。
 先行き不透明な社会で安定した将来が描けることが大きいのだろう。
 その一方で、他の理系学部では不安定な雇用形態などを懸念し、研究職をあきらめる若者が少なくないのが現状だ。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

読売新聞オンライン 2022/04/19 10:00
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20220415-OYT8T50022/