国内最速レベルと評される防災アプリ「特務機関NERV」は、いかにして生まれ成長したのか

 特務機関NERV(ネルフ)――この名前を聞いてピンとくる方は少なくないはず。
 そう、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する人類の敵・使徒に対抗するために作られた国連直属の非公開組織の名前だ。

 このNERVの名を冠した災害速報を伝達するTwitterアカウント・スマートフォンアプリをご存じだろうか。
 Twitterフォロワー数140万人、アプリダウンロード数206万回とユーザーも多い。
 さらに、情報の伝達速度は国内最速レベルという。

 そんな防災アプリ「特務機関NERV」の誕生から社会インフラと言える性能と信用を得るまでのストーリーが書かれているのが『防災アプリ特務機関NERV 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』(川口穣/平凡社)だ。
 本書に書かれているサービスが生まれたきっかけと、最強の災害情報インフラへの第一歩となった出来事を紹介したい。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ダ・ヴィンチ 2022/4/15
https://ddnavi.com/review/970949/a/