構造物のひび割れをレーザーで視覚化、芝浦工業大学ら世界初の「完全非破壊」手法開発

 芝浦工業大学工学部機械機能工学科・細矢直基教授、機械工学専攻若田祥氏、量子科学技術研究開発機構量子ビーム科学部門関西光科学研究所・長谷川登主幹研究員、錦野将元研究統括らの研究チームは、コンクリート構造物の欠陥をレーザー誘起プラズマから発生する衝撃波で検出する、世界初の完全非破壊な遠隔打音検査手法を開発した。

 コンクリート建造物の健全性診断は専門の技術者による目視・打音検査で行っているが、構造物が大きくなるほど検査に時間がかかり、また、その検査の効果は検査員の技量に左右されるため、今後増え続けるインフラの老朽化に対処するには、検査の効率化と信頼性が課題となっている。

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大学ジャーナルオンライン 2022年2月28日
https://univ-journal.jp/145304/