日本海寒帯気団収束帯
(にほんかいかんたいきだんしゅうそくたい、Japan sea Polar air mass Convergence Zone:JPCZ)とは、
冬季に日本海で形成される、長さ1,000km程度の収束帯のことである。

冬の日本海では、暖流である対馬海流などの影響で比較的暖かい海水の上を、寒気団の冷たい風が通り抜けることで、背の低い雪雲ができる。
ふつう、雲の高さは2,000mから3,000mくらいである。また、気象衛星の雲画像でも分かるように、雪雲は筋状に何十本も平行に並ぶ(筋状収束雲)。
しかし時に、この筋が平行ではなく、一定のラインで衝突することがある。
これが日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)である。