日本の半導体産業が世界に君臨していたピークの頃に、
日本の大学の研究者が、インテルなどに歩留まりを良くする
ための積み上げたノウハウを伝授しに行った。するとみるみる
インテルの486の歩留まりは良くなって、セカンドソースが
必要なくなり、インテルは莫大儲かったし、新しい製品の立ち上がり
がスムーズになったのだ。使う材料、建物の作り方、配管の材料、
使用するガスの取り扱いかた、作業員の服装や何やらかにやらを
改善したら、歩留まりがうーんとあがったのだった。逆に
日本の半導体産業が没落するきっかけとなったのだった。