そもそも仮に事故など起こらないにしても、人類の歴史を越えた期間になりかねない後始末の
ことを考えたらば、きっと採算はとれないだろうよ。どうしてもある時期に石油の値段
のつり上げ、確保の問題で電気が作れず困る。だから一時しのぎで電力の一部あるい
は全部を原子力で作るんだみたいにやむを得ない臨時の措置として考えたというのな
ら少しはわからなくもないが、それから生じる放射性廃棄物処理のツケは、国家や
民族の歴史を越えた未来まで及びうるわけである。