最初にGEが設計したときの格納容器の容積が不足気味で、
最悪事故の場合には、格納容器が破裂してしまう危険性が指摘され、
とりあえず、ベント経路をつけることにしたというのが歴史。
ベントって要するに、格納容器の中の気体をせいぜい水をくぐらせてから
大気圏に放出することを指している。格納容器が破裂してしまうと、
付近一帯が高濃度に汚染されるのでそばに近寄れなくなるからという
理屈だった。でもそうやってベントで放出された放射性の気体、塵ほこり、
は、風と共に運ばれ、雲を形成して雨や霧となって落ちて、遠く新宿などを
襲ったのだった。