日本人が見過ごす「博物館」という財産を見直し、苦しむ地方の施設を救おう
トニー・ラズロ

<日本には約5700の博物館があるが、地方には経営が苦しい施設も多い。人生を豊かにしてくれる文化施設の価値を、いまいちど見直すべきだ>

 初めて博物館を訪れたのは18歳くらいの時。
 ニューヨークの通称「ザ・メット(The Met)」だった。
 すごい行列があったこと、入館して5分後に「シーッ(静かに)」と博物館員に言われたことが印象に残っている。
 注意されてしまったのは、銅像を見てスケッチをしている画学生らしき人がいたからだ。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

newsweekjapan 2022年02月03日(木)18時58分
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2022/02/post-98.php