DNAを接着剤にして勝手にくっつくブロックを開発!

 DNAを接着剤にして目に見えるサイズの物体への組み上げに成功しました。

 日本の沖縄科学技術大学院大学(OIST)で行われた研究によれば、対になるDNA配列をゲルブロックの表面に配置することで、最長2mmになるブロックを自己組織化させることに成功した、とのこと。

 研究では色分けしたゲルブロックが特別な薬剤なしに、表面にあるDNAの配列にもとづいて集まる様子や、あらかじめ結合していたブロックが、より噛み合いの多い(相補性の高い)配列を持つブロックに場所を譲ったりする様子が観察されました。

 生命の設計図であるDNAをプログラム可能な接着剤として利用することで、マイクロサイズの組織工学や再生医療が実現するかもしれません。

 研究内容の詳細は2022年1月31日付けで『Journal of the American Chemical Society』にて公開されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.02.02
https://nazology.net/archives/104195