2021年11月10日15時48分

 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は9日、これまで2024年の実現を目指してきた人類の月面再訪について、
早くても25年にずれ込むという見通しを示した。着陸船開発をめぐる訴訟で計画が一時中断したのが主因とされるが、
ロケット開発が当初の構想から大きく遅れる中、そもそも「24年」という目標設定に無理があったと見る向きもある。

 NASAは4月、月面に降り立つ着陸船の開発企業にスペースXを選定した。ところが、競合社のブルーオリジンがこの決定を不当だとして提訴。
裁判所がブルーオリジンの訴えを退けたのは今月だった。
NASAのネルソン長官は電話記者会見で「訴訟によって7カ月近くが失われた」と述べ、係争への対応で目標を先送りせざるを得なかったと説明した。
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