コスト減を狙ったボリュームダウンは限界がある。
プラズマの損失は表面積に比例するし、断熱性にしたってプラズマの体積は大きい方に歩がある。

プラズマの球形化で閉じ込め性能の向上を目指す方向のコンパクトトーラスとかも少なくとも
現状では小型中型の実験装置でしか顧みられてないんじゃなかったか。
ITERの様な大型装置化は必然なのよ。
まずは核融合技術の確立を目指すのが先決。
商業化にはITERのさらに次のステップが必要だし、ITERで得られるであろう知見を元にして形式の
多様性を求めればいい。

ITERや世界各地の名だたる実験装置に『核融合』を冠すのには個人的には違和感が
あるんだよね。
大型のプラズマ放電実験装置でしかないんだもの。
目指すものはもちろん核融合反応だけど、LHDでは核融合とは関係ない分野の研究もやってたハズ。