全てのメディア企業が過去のコンテンツをそれほど重視しているわけではない。「ニュース会社はまさにこの瞬間と明日のビジネスを展開している」「我々は図書館ではない」とパチェコ教授は指摘した。
米シラキュース大学のダン・パチェコ教授は、この問題を直接的に経験している。1990年代後半にワシントン・ポスト紙のウェブサイトでオンラインプロデューサーを務め、後に当時のインターネットサービスプロバイダー大手だったアメリカ・オンラインに転職した同氏は、自らが構築にかかわった作品の一部が消滅した。

「この問題を私はインターネットの墓場と呼んでいる。文字や単純な写真以外のものは全て、新しいコンテンツ提供の手段に取って代わられて、朽ち果てる運命にある」「インターネットが朽ちるペースは、皮肉なことに、イノベーションによって一層加速していると感じる。それはあってはならないことだ」。パチェコ教授はCNN Businessにそう語った。