野生のシカの4割に新型コロナの抗体、集団感染の可能性、米国
野生のシカを対象とした初の研究で判明、米農務省が発表

 アラスカを除く米国全州に生息するオジロジカ(Odocoileus virginianus)が、自然環境で広くコロナウイルスにさらされているようだ。

 米農務省(USDA)が、ミシガン、イリノイ、ニューヨーク、ペンシルベニア各州にすむオジロジカ600頭以上から、過去十年間にわたって採取してきた血液サンプルを分析したところ、2021年1月〜3月にかけて検査した野生の個体152頭の40%から新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の抗体が発見された。
 野生のシカへの感染の証拠を探る初の研究結果として、査読前の論文を投稿するサイト「bioRxiv」に7月29日付けで論文が発表された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショジオ 2021.08.05
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/080400390/