国際宇宙ステーション、一時制御不能に ロシア実験棟が想定外のエンジン噴射

 ワシントンDC(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は29日、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしたロシアの新しい実験棟「ナウカ」が想定外のエンジン噴射を行ってISSとの間で「綱引き」状態となり、一時的にISSの姿勢が制御できなくなったと発表した。

 ナウカはロシア国営宇宙企業ロスコスモスが先週打ち上げた実験棟。米国時間の29日午前、ISSにドッキングした後に誤ってエンジンを噴射した。

 この影響で1時間ほどISSの姿勢が制御できなくなり、ISSに滞在している宇宙飛行士7人と地上の管制塔との通信が11分間にわたって途絶。
 NASAは「宇宙船非常事態」を宣言した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

CNN 2021.07.30 Fri posted at 10:30 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35174573.html