ナキウサギがヤクのうんちを食べて越冬、異色の戦略が判明
冬の気温はマイナス30℃以下、青海チベット高原のクチグロナキウサギ

 気温が低く食料がとぼしい土地に冬がやってくると、動物たちは移動したり、冬眠したりしてやり過ごすものだ。
 しかし、中国北西部の青海チベット高原にすむクチグロナキウサギ(Ochotona curzoniae)は、どちらの戦略もとらない。

 クチグロナキウサギが暮らす寒風ふきすさぶ草原は、冬になると日常的に気温がマイナス30℃を下回り、植物もしなびてしまう。
 寒冷地で暮らすほかの動物とは異なり、ナキウサギは余分な脂肪をため込まず、冬に体重は増えず、寒い時期を眠って過ごすこともない。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショジオ 2021.07.22
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/072100370/