糖尿病発症年齢が低いほど認知症リスク上昇

 2型糖尿病患者は認知症を発症するリスクが高いことが複数の研究で示されている。
 フランス・Universite de ParisのClaudio Barbiellini Amidei氏らは、2型糖尿病を発症した年齢が低いほどその後の認知症リスクが高くなり、60歳未満の2型糖尿病発症例では、70歳時点の認知症リスクが2.12倍になるとする研究結果をJAMA(2021;325:1640-1649)に発表した。

 ◇英国の公務員約1万例を解析

 糖尿病患者では心血管疾患や死亡などのリスクだけでなく、認知症のリスクも高いことが複数のメタ解析で示されている。
 また、糖尿病の発症年齢が低いことは死亡や心血管アウトカムに関連する重要な因子であることも明らかにされているが、糖尿病と認知症の関連について検討したメタ解析では糖尿病の発症年齢は考慮されていなかった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

時事通信 5/19(水) 9:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/3454c10b49c4b338d32060d92ff6e82c9fb5b648