東京五輪の観客数、WHO「疫学的な数値で決断を」

 7月に開会予定の東京五輪について、世界保健機関(WHO)の緊急対応責任者であるマイク・ライアン氏は7日の会見で、開催を前提に、会場や選手村、トレーニング施設など多くの人が交わる場所での人数制限を、疫学的なデータに基づいて検討すべきだとの考えを示した。

 ライアン氏は「問題はどの程度、人が交わるかだ」と述べ、会場などで選手やチーム、観客の接触を抑えることが重要だと指摘。
 国際オリンピック委員会(IOC)や東京都、日本政府はリスク管理に「一生懸命努力している」と評価。
 会場などにどの程度人を入れるか最終判断していないのは「組織の側の失敗ではない。その時の疫学的な数値に基づいてのみ決断できる」とし、観客の人数などは開催前の感染状況を踏まえた上で最終的に判断するべきだとの考えを示した。(ローマ支局=大室一也)

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞デジタル 5/8(土) 11:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5129a25e40fcb2d3e22b8db5c5baeceb5853282