焦点:ミリ秒遅れを解消せよ、音楽家と技術者のタッグで新技術

[ストックホルム/ロンドン 21日 ロイター] - COVID−19(新型コロナウイルス感染症)によるロックダウンで離ればなれの状態が続く中、ミュージシャンたちは何とか一緒に演奏活動をしようと知恵を絞ってきた。
 オンライン接続におけるミリ秒単位での遅延を解消しようとテクノロジー企業と手を組んだことで、音楽の領域を越えた技術革新が加速している。

 演奏者と聴衆が切り離されている今、共にライブ演奏を楽しむという体験を再創造するため、演奏する音と耳に届く音の遅延、いわゆる「レイテンシー」の抑制に向けて、ミュージシャンと技術者とが一体となった努力が続けられている。

 サンフランシスコ・オペラが、ロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」のリハーサルで使ったのは、「アロハ」と呼ばれるデバイスの試作品だ。
 ストックホルムに本社を置くElkが、スウェーデンの通信機器大手エリクソンと英ボーダフォン・グループ、そして米ベライゾン・コミュニケーションズと提携して開発した製品である。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ロイター 2021年4月25日8:02  
https://jp.reuters.com/article/coronavirus-opera-technology-idJPKBN2CA0GD